nonameのノート

お金で買えない資格とお金で買ったモノ、調べても見つかりにくい小技を書き留めます。

新生活のために引越し後、初めて買った電子レンジ NE-FL1A-W をレビューします

少々神経質なレビューかもしれません。
しかし私と同じようなことを気にする人が他にいるかもしれませんので書き残して置きます。

まずボタンについて、とても押しづらい(フラットすぎ)です。
写真のように 100 円ショップの傷防止クッションを貼り付ければ改善できます。

自動あたためと g 指定の解凍は結局あとで時間を調整して温めないといけないことが多かったので、1 分、10 秒、スタートと取消のボタンだけに貼り付けました。
何か間違えてあたためはじめたときに、急いで押したい取消ボタンが押しづらいのは危ない気がします。

あと左側下のゴム足が固くて小さくて滑りやすいです(重い右側下の足を軸にして回りやすいです)。
この製品を持っている人は実際に電子レンジの左側奥に手をかけて手前に引いてみると分かると思います。
地震のときにずれ落ちそうで怖いです。
説明書を読むと転倒防止金具が別売りで用意されているようですが、その金具は壁に穴を開けないといけないようなので現実的にそれを使用できる人は限られると思います(賃貸はそうですし持ち家でも穴を開けやすい壁でないといけないので置き場所を選びます)。
ということで、これも 100 円ショップの粘着ゲルクッションをゴム足の下に敷いて対策しました。
本来であればゴム足をもう少し太く滑りにくいものにしてほしいです。

電子レンジは毎日使うものなので写真映えだけではなく、使い心地をもう少し考慮してほしいなと思いました。
テカテカしてキレイなハンドルも実際に使い始めると指紋や汚れが目立ちますし左右貫通していないので右側から手をかけられません。
フラットすぎるボタンも見た目重視としか思えません。
その見た目で選んだ私も悪いのですが、別に少しくらいボタンが膨らんでいたって使いやすさの方が大事でしょうに。

次に家電を買うときは、製品を実際に見て、そして触ってからにしようと思いました。

※あたためむらについてはどの電子レンジでも多少はあるようなのでそういうものかと思い割愛しました。


新生活のために、というより引越ししてから数年間、電子レンジを使わないで生活してきたので、火を使わないで食べ物や飲み物をあたためられるという体験だけで非常に生活レベルが向上したことを実感しました。
しかし、使い勝手については細かいところでいろいろと気になる部分のある電子レンジでした(特にボタンの押しづらさは想定外)。
パナソニックですから、製品内部の安全性については、ものすごく考慮されているのだと信じています(私は専門家ではないので分かりません)。

普段使っている PC のメモリを換装しました

普段使っている PC のメモリを換装しました。

換装後の容量は……32GB!

……今さらですね。

16GB だとメモリが不足していて、SSDWindowsページングファイル)へのデータ書き込みが多発していました。
同時起動するアプリが多くなるとフリーズが多発して操作ミスを誘発しますし、作業を再開しても何をしようとしていたのか思い出すのに時間がかかります。SSD の寿命も縮めて金銭的損失が発生しますので何も良いことがありません。
ということでメモリを増やすことにしました。

2 スロットしかなく、最大 32GB までしか積めないようなので 16GBx2。
以前は 8GBx2 の 16GB でした。

換装後は SSD への書き込みも明らかに少なくなって一安心です。

無事に換装できました。


これで普段使っている PCSSD、電源、メモリを入れ替えたことになるので、2019 年の購入当時から生き残っているパーツは GPU、CPU、ボード、ケースのみです。

RTX 5000 シリーズが発売されるまで今使用中の RTX 2060 には耐えてほしいです。
もしすぐに壊れてしまったら、消費電力と VRAM 容量を考えて RTX 4060 Ti の 16GB を買うと思います。

メモリは DDR4 ですが、新しいボードのスロット次第では DDR5 にしなければいけないかもしれません。
RTX 4060 Ti を積んだ市販のデスクトップ PC を見ると DDR4 の機種もあるようです。
現時点で新しいデスクトップ PC を買うのであれば DDR4 でも DDR5 でもどっちでも良いような気がします。
ただ、DDR5 を選ぶと将来的に普及していくので使いまわしやすいかもしれません。

DC-210N あるいはそれに準ずるディスクカッターを使用して紙束を約 1mm の幅でまっすぐに裁断する方法

分かる人には分かると思いますが、DC-210N あるいはそれに準ずるディスクカッターを使用して紙束を約 1mm の幅で裁断しようとすると丸刃が紙束の上に乗らず、もしくは乗っても斜めに裁断されてしまうときがあります。

分かる人には分かる写真

分かる人だけに分かれば良いので、約 1mm の幅で紙束をまっすぐに裁断しやすくなる方法をいきなり説明します。

手順 1:押さえ板を上げたまま丸刃を紙束の上に移動させる

ここで分かった人は後の手順を読み飛ばしても良いです。

押さえ板を下げる前に刃を乗せてしまいましょう

手順 2:押さえ板を下げる

カッターが破損しても知りません。自己責任でお願いします。

いきなり紙束に押し付けても意外と耐えられた刃

手順 3:スライダーをスライドさせてカット完了

上手に切れました。

下から3本目の右端の細さがこの方法を試す前に斜めに裁断されてしまったときの形跡

終わり。

高収入の人たちほど美術鑑賞を趣味にしている人の割合が多そうなので美術館に 1 回行ってきました

前回のブログ記事「ゲームを趣味にしている人の割合が多いのはどのくらいの収入の人たちなのか調べてみた - nonameのノート」を書いているときに気づいていて書いていなかったことがあります。
それは、高収入の人たちほど美術鑑賞を趣味にしている人の割合が多そうということです。

収入別美術鑑賞を趣味にしている人の割合

収入なしでは 7.6%が美術鑑賞していて、収入が 1500 万円以上になると 23.3%が美術鑑賞しています。

読書(マンガを除く)もそうでしたが、高収入ほど美術鑑賞している人の割合が高い傾向が強そうです。

そこで、高収入の人たちは美術鑑賞をして何を楽しんでいるのか気になったので美術館に行ってみることにしました。
今回行ってきたのは入館料が 500 円もしないとある美術館です。日本国内で交通費はほぼ 0 円です(乗り物の購入費や保険料などを除く)。
この入館料と交通費の安さの時点で高収入の人たちが行く美術館のレンジから外れるのかもしれませんが、とにかく行ってきました。
後述のネガティブな感想のため館名は伏せます。

結論から言うと、今回の美術鑑賞では何を楽しめば良いのかよく分からなかったということになります。

館名や展示作品名を伏せますので、別にその美術館に行かなくても言えるだろうというような抽象的な感想しか書けませんが、これが一応今感じていることなので書いておきます。

とある美術館に行って美術鑑賞をした感想

まず、入館して思ったのは、照明が暗いということです。
作品を光で劣化させないためかもしれませんがとても暗いです。
立体的な像や作り物もありますが影になっている部分は全然見えませんでした。
ただし、そこまでじっくり見たいと思うような作品はありませんでした。

次に感じたのは新しい作品ほどにおいがすごいということです。
新しい作品のコーナーは油粘土のようなむわっとするにおいがすごくしました。
古い作品のコーナーはほぼ無臭でした。かび臭もしませんでした。

肝心の作品の内容について、これは特に思うところはありませんでした。

古い作品たちには資料的価値があると思います。
資料的価値があると作品を見る前から考えているだけで、作品の横にある説明文はじっくり読んでもどうせ忘れるので読みませんでした。
観光名所などに行っても看板の説明を読んでいて覚えていた試しがありません。
こんなことを思い返しているうちに人生経験を積んだ人たちが未知の知識をないがしろにする理由のひとつを実感した気がしました。

新しい作品たちを見ると、その作品自体に感銘を受けたりすることはなく、その作品たちはどうして評価されているのだろうという考えで頭の中が埋まってきました。
この新しい作品は、少し人の顔や体を変形させて妙な背景と融合したように描いているけれども、生成 AI で似たようなものができそうで、どうしてこれが展示されているのだろうと思いました。
絵の具の立体感や大きさによる迫力以外は AI の絵ですぐにマネできてしまいそうです。
どうしてこのような 1 枚の大きな絵が手間暇かけて描かれて運ばれて展示されているのだろうと思いました。
そういうような考えを突き詰めると早く人類を終わらせた方が良いみたいになって危険なのでそこまでは考えませんが、美術館に展示されている新しい作品たちを見ると先のような疑問が次々と頭の中に出てきました。

高収入の人たちが美術鑑賞をして、何を楽しんでいるのかは全く分かりませんでした。
しかし、数百円で少しの混乱を味わえた美術鑑賞体験でした。

2024年2月27日:誤字、表現の修正(混乱を楽しめた→混乱を味わえた(楽しんでいない))


※以下の有料部分は「ありがとうございました。」の 12 文字しか書かれていません。
ブログへの応援用です。
支払われた方に提供する物や役務は何もありません。
また私が美術館に行ったりもしません。

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ゲームを趣味にしている人の割合が多いのはどのくらいの収入の人たちなのか調べてみた

「底辺や低学歴はゲームが好き」これって社会科学の分野ではよく知られた概念だけど、何で炎上してるんだ?教職課程とかでもやるじゃん

という元増田と、

誰か統計データで本当かどうか確かめてくれない?令和 3 年社会生活基本調査に「男女,教育,趣味・娯楽の種類別行動者数」とか「年間収入・収益,趣味・娯楽の種類別平均行動者数(有業者)」とかある。たのみます。 - hevohevo のブックマーク / はてなブックマーク

というブコメを見て、

社会生活基本調査 令和 3 年社会生活基本調査 調査票Aに基づく結果 生活行動に関する結果 生活行動編(地域) 趣味・娯楽 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

にある、

社会生活基本調査 令和 3 年社会生活基本調査 調査票Aに基づく結果 生活行動に関する結果 生活行動編(地域) 趣味・娯楽 98-8 男女,仕事からの個人の年間収入・収益,趣味・娯楽の種類別行動者率(有業者)-全国,都道府県 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

Excel ファイルを使って、ゲームを趣味にしている人の割合が多いのはどのくらいの収入の人たちなのか気になったので調べてみました。

おことわり

元増田ブコメの内容についていかなる批判もしておりません。
また、本ブログの内容についていかなる保証もしておりません。

調べた結果

上記統計資料によれば、ゲームを趣味にしている人の割合は、年間収入 500 ~ 599 万円の人たちの 54.6%がピークになっているようです。

グラフの作り方

1.社会生活基本調査 令和 3 年社会生活基本調査 調査票Aに基づく結果 生活行動に関する結果 生活行動編(地域) 趣味・娯楽 98-8 男女,仕事からの個人の年間収入・収益,趣味・娯楽の種類別行動者率(有業者)-全国,都道府県 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口にある Excel ファイルをダウンロードする。

2.LibreOffice でファイルを開く。

3.A9 のセルで「0_総数」のみを選択する(「1_男」や「2_女」を選んでそれぞれの表からグラフを作成することもできます)。

4.B9 のセルで「00_全国」のみを選択する(一度「すべて(A)」で全ての選択を解除してから「00_全国」を選択すると楽です)。

5.C9 のセルで「00_総数」の選択を解除する。

6.C7 から AN26 までの範囲のセルを選択してコピーする。

7.新しいシートを挿入する。

8.新しいシートの A1 のセルを選択して先にコピーしていたセルを貼り付ける。

9.2 と 3 の行を削除する。

10.B と C の列を削除する。

11.A1 のセルを選択してグラフを挿入する。

12.グラフの種類は「線のみ」にしてグラフの挿入を「完了」する。

13.グラフが挿入されるので適当な大きさに拡大する。

このようにしてグラフを作成すると、35 分類の趣味それぞれについて選択して趣味にしている人の割合を確認できます。

先に確認したゲームを趣味にしている人の割合です。

マンガを読むことを趣味にしている人の割合はゲームと似ています。

マンガを除く読書を趣味にしている人の割合は年収 1500 万円以上が最も多いようです。

園芸を趣味にしている人の割合は収入なしが最も多いようです。

カラオケを趣味にしている人の割合は年収 250 ~ 299 万円が多いようです。

演芸・演劇・舞踏鑑賞は年収 250 ~ 299 万円と 1000 万円以上で多いようです。

数字だけを見るといろいろと邪推し放題なので気をつけないといけません。

変更履歴

2023-11-28 22:00
文の解釈の仕方を制限するために以下の通り修正しました。

タイトルを修正
「ゲームを趣味にしているのはどのくらいの収入の人たちに多いのか調べてみた」
→「ゲームを趣味にしている人の割合が多いのはどのくらいの収入の人たちなのか調べてみた」

文章を修正
「ゲームを趣味にしているのはどのくらいの収入の人たちに多いのか」
→「ゲームを趣味にしている人の割合が多いのはどのくらいの収入の人たちなのか」

QCY HT05 でイヤホン選びを落ち着かせた

Soundpeats の Air4 Pro を約 2 週間前に買ったばかりですが、ファームウェアをアップデートしたら(当初はアップデートに失敗していたのですが、しばらく後で再度アップデート操作をすると成功しました)ノイズキャンセリング中に大きなホワイトノイズが鳴る不具合が出てきたので、代わりのイヤホンを探して QCY HT05 にたどり着きました。

全体的にサラサラしている QCY HT05

マルチポイント接続機能はこのイヤホンに搭載されていませんが、ノイズキャンセリングはそこそこ効いて(ファームウェアアップデート前の正常な Air4 Pro よりは弱い)、操作性も装着感も特に癖が無いので良いと思いました。ケースもイヤホンも全体的に表面がサラサラで指紋が目立ちにくくて感触も良いです。ノートパソコンのディスプレイもツルツルのグレアから最近はほぼサラサラで汚れが目立ちにくいマットな質感のノングレアに変わっているので、そういう風にサラサラの製品がもっと増えてほしいと思います。ケースはスティック部分を刺すタイプの Air4 シリーズより HT05 の置くタイプの方が取り出しやすくて好きです。

置くタイプで取り出しやすくて充電ランプが分かりやすい


最近 1 か月間で、

  • DAISO DG036-01
  • DAISO TWS002(ブログには書いてない)
  • Soundpeats Air4
  • Soundpeats Air4 Pro
  • Soundpeats RunFree(ブログには書いてない)
  • TRUEFREE O1
  • QCY HT05

と 1 万円未満の価格帯のいくつかのワイヤレスイヤホンを買って使ってきました。

※2023年12月3日追記:DAISO DG036-01、QCY HT05以外は人に譲ったり、中古品として売ったりなどして処分しました。

ダイソーの DG036-01 が人生で初めての完全ワイヤレスイヤホンで価格(消費税込 1,100 円)のわりにとても便利に使えて感動したので、少し価格帯を上げればもっと良い体験ができるのではと思って店頭で試聴したり実際に購入したりしていろいろなワイヤレスイヤホンを試してきました。ノイズキャンセリングなど良いところもありましたが、気に入らないところもありました。

どのワイヤレスイヤホンでも充放電を繰り返して内蔵バッテリーの容量が減ったら買い替えないといけません。次の買い替えのために今回学んだことをメモしておきます。

  • 装着感
    ノイズキャンセリングが欲しいならカナル型以外はあきらめる。
    カナル型はイヤーピースを交換すれば装着感を調整できる。
    装着感重視で(イヤーピースがついていない)インナーイヤー型を買うなら試着してから。
    耳掛け式やネックバンド式は位置がずれやすいので私には合わない。
    頭をはさむものは長時間つけると痛くなる。
  • ノイズキャンセリング
    弱いという評価はイヤーピースがあっていない人かもしれない。
    ホワイトノイズが大きいという評判には注意。
    カナル型以外考えられない。
  • 操作方法
    装着したままで音量調整するならタッチセンサーか軽い力で押せるボタンつきのものを選ぶ。
    音量調整、再生・一時停止、ノイキャン・外音取り込み切り替え、低遅延モード入り切りはアプリなど使用せずにイヤホンだけでしたい。

  • 周波数特性を測っている人を参考にする。
  • バッテリー容量
    連続して使いたい時間を満たすものを選ぶ。 残量を表示できるランプなどがあると便利だが連続使用時間が長いことの方を優先したい。
  • 表面
    ツルツルは汚れが目立つのでマットな質感のものを選びたい。
  • マルチポイント
    どうしても自動で切り替えたいとき以外は優先度低め。
  • その他
    骨伝導の音質は試聴して要確認。
    不具合報告には要注意。

I bought Soundpeats Air4 and Air4 Pro

Recently, I got Soundpeats Air4 and Air4 Pro. I compared these earphones. This is just my personal opinion.

Noise cancelling of Air4 has little effect to remove sound of traffic and speech from outside the windows of my room.

Soundpeats Air4

But Air4 Pro is very effective. I feel my heartbeat sound come from ear holes are bigger than these noise while wearing it. It also removes most sound of computer fans and my small kitchen vent hood fans.

Soundpeats Air4 Pro

I like strong cancelling of Pro and its ear tips feel soft and fit my ears. So I use Pro for daily life from now.

I wrote above sentences to train English writing skill.
ChatGPT 3.5 predicted that I have a TOEIC score of about 600-800.
Japanese version: Soundpeats Air4とAir4 Proを買った - nonameのノート

Soundpeats Air4とAir4 Proを買った

最近、SoundpeatsのAir4とAir4 Proを買いましたので比べてみます。これは個人の感想です。

※商品提供は受けていません

Soundpeats Air4のノイズキャンセリングはあまり効果が無いです。窓の外の話し声や車の通る音が聞こえてきます。

Soundpeats Air4

Air4 Proのノイキャン効果は強いです。窓の外の音より自分の心拍音の方が強く聞こえるくらいです。PCやキッチンの換気扇のファンの音もほとんど打ち消してくれます。

Soundpeats Air4 Pro

ノイキャン効果が強くてAir4 Proのイヤーピースが私の耳に柔らかくフィットしたので、これからはAir4 Proを使っていこうと思いました。

上記の文章が短い理由は英作文の練習のために書いたブログを翻訳したからです。
英語バージョンはこちら:I bought Soundpeats Air4 and Air4 Pro - nonameのノート

※2023年12月3日追記:QCY HT05 でイヤホン選びを落ち着かせた - nonameのノートに書いたように不具合が発生したため、上記イヤホンは処分しました。

TRUEFREE O1 を買った

TRUEFREE O1 のレビューを検索すると商品提供記事や商品提供動画が多くてすごいことになっているので、商品提供を受けていない人として、実際に買って使った感想を書きます(商品提供を受けていない記事シリーズ 1 作目 → Soundpeats Air4 を買った - noname のノート)。

今回買った TRUEFREE O1 です。

なぜ買ったか

最近インナーイヤー型マルチポイント対応イヤホンの Soundpeats Air4 を買ったのですが、スピーカーの周りのふちの部分が耳に当たっていて長時間着けていると痛くなってきました。カナル型でも耳がかゆくなるしインナーイヤー型でも耳が痛くなるしということで、いっそのこと耳に入れないイヤホンにしようと思って耳掛け式でマルチポイント対応の TRUEFREE O1 を買ってみることにしました。

Soundpeats Air4 の赤い丸で囲んだ部分のスピーカーの周りのふちが耳に当たって痛くなりました。

使ってみてどうだったか

まずケースが大きいと思いました。ダイソーのワイヤレスイヤホン(No.3202)のケースや Soundpeats Air4 のケースと比べて体積が 2 倍以上ありそうです。

とにかくケースが大きいです。

ぶ厚いです。

続いてイヤホンのマルチポイント接続をしようとして気づいたのですが、TrueFree というアプリをスマホタブレットにインストールしてイヤホンとペアリングしたあとにアプリ内でマルチポイント機能を有効化しないと、マルチポイント接続はできないようです。リセット操作をしても初期状態でマルチポイント接続はできないようでした。マルチポイント機能が有効な間は LDAC コーデックを使用できなくなるとアプリで表示されます(私はコーデックにこだわりがないのでこれはどうでもいいです)。

アプリ上でマルチポイント機能は「デュアルデバイス接続関数」という項目になっていて、有効化しようとすると LDAC が使用できなくなるという「親切なヒント」が表示されます。

アプリでマルチポイント機能の有効化を済ませると私の持っているデスクトップ PC(Windows 10 Pro)とタブレット(Fire OS)にマルチポイント接続できました。それぞれの機器で音声を再生しようとすると、Soundpeats Air4 と比べて再生する機器の切り替えが遅いことに気づきました。一方の機器の音声を停止してから他方の機器で再生操作をしても実際に音声が聞こえるまで約 7 秒かかります。また、一方の機器で何か音声を再生していると他方の機器で通知やアラームがあってもその通知音やアラーム音の再生には切り替わりませんでした。音声を再生する機器を切り替えるには、再生中の音声を停止させなければならないようです。Soundpeats Air4 のマルチポイント接続は TRUEFREE O1 のような動作ではなく、実際に動作確認した範囲では、一方の機器で音声を再生していても他方で通知やアラームがあればそちらの音声を再生できていました。

TRUEFREE O1 は耳掛け式なので、カナル型やインナーイヤー型のような耳への圧力感は無く、耳に掛かっている感覚があるだけです。音楽を聞きながら何か作業をしていると掛けていることを忘れてしまうくらいです。しかし、うがいや食事などのために顔を傾けるとイヤホンが落ちてしまいます。落ちたあとに着けていたことを思い出すので、顔を傾ける前に落ちないように注意するのは難しいと思いました。慣れれば気をつけられるかもしれません。ただし、カナル型がイヤーピースで装着感をある程度調整できることに対して、このイヤホンには特に装着感を調整できるような部分が無いので、以上の感想になるかどうかは本当に耳の形次第になりそうです。

音質は特に問題ないと思いました。Soundpeats Air4 で聞こえたプツやチリチリといったノイズはこのイヤホンでは聞こえませんでした。

イヤホンをケースに収めたところです。

まとめ

  • ケースが大きい
  • マルチポイント接続にアプリが必要、再生機器の切り替えが遅い(約 7 秒かかる)、切り替わらない場合がある
  • 耳に掛けていることを忘れてしまうくらいの装着感、すぐ落ちる(私の耳では)

※2023年12月3日追記:QCY HT05 でイヤホン選びを落ち着かせた - nonameのノートに書いたようにこちらのイヤホンは人に譲って処分しました。

Soundpeats Air4 を買った

Soundpeats Air4 のレビューを検索すると商品提供記事や商品提供動画が多くてすごいことになってるので、商品提供を受けていない人として実際に使った感想を書きます(商品提供ってどうやって受けるのでしょうか)。

なぜ買ったか

最近まで完全ワイヤレスイヤホンを使ったことがありませんでした(正確に言えば Bluetooth レシーバーに有線イヤホンを刺して半無線化できるというものを使ったことがありましたが、遅延がひどく動画視聴やゲームプレイに耐えられないものだったので、それ以来ずっと有線イヤホンのみを信じて使っていました)。

ですが先月ダイソーでゲームモード(低遅延モード)つきという 1100 円のワイヤレスイヤホン(No.3202(DG036-01))を見つけて、低遅延とはどのくらい遅延が少ないのかと気になって試しに買って使ってみたところ、(ゲームモードを使わなくても)動画視聴やゲームプレイで使える程度の遅延だったので、ワイヤレスイヤホンは遅延も少なくなってきてコードも無いし便利だと思うようになりました。

しかし、先のダイソーのイヤホンはカナル型で、私の体質のせいか長時間耳に差し込んでいると耳がかゆくなってきたので、インナーイヤー型(イヤーピースがついていないタイプ)のワイヤレスイヤホンを探すことにしました。インナーイヤー型の有線イヤホンを使ってきて耳がかゆくなることはあまりなかったからです。

また複数の機器(私のデスクトップ PC とタブレット(Fire HD 10))で使用するため、マルチポイント対応のものを買おうと思いました。マルチポイント対応でないといちいちイヤホンの接続先を変えるために今まで接続していた機器の Bluetooth 設定で接続を切断するなどの操作をしなければなりません。マルチポイント対応だと複数の機器に同時に接続でき、音声の再生や停止に応じてイヤホンがどの機器の音声を再生するか自動的に決定してくれます(調べたところ、マルチポイント対応でも、ある機器で再生している音声を手動で停止させないと別の機器の音声を再生しないものがあるようです)。有線イヤホンだと AUX 端子(プラグ)を差し替えるだけで再生する機器を変更できたので、マルチポイント対応でないダイソーのイヤホンは少し不便でした。

ここまで条件を絞ったときに、見つかったものの中で安かった完全ワイヤレスイヤホンが Soundpeats Air4 と Soundpeats Air4 lite でした。どちらも Amazon のセールやクーポンなどで価格が大幅に変わりますが 6000 ~ 10000 円程度です。どちらも安くなっているときの価格ではあまり違いがありません。Soundpeats Air4 と Soundpeats Air4 lite の主なスペックの違いはノイズキャンセリング機能がついているかどうかといくつかの音声圧縮コーデックに対応しているかどうかだと分かりました。いままでコーデックは SBC のみ対応のダイソーイヤホンを便利だと思って使っていました。なのでコーデックにこだわりはありません。せっかくならノイズキャンセリングつきにしようということで lite ではない Soundpeats Air4 を買うことにしました。


以下はイヤホン選びの条件についての余談です。

インナーイヤー型のワイヤレスイヤホンという条件であれば 2000 円代の Redmi Buds 4 Lite があります。しかしこれはマルチポイント対応ではありません。さらにイヤホン単体では音量調整できないようです。ダイソーのワイヤレスイヤホン(No.3202)では音声再生中に左右のイヤホンについているボタンを 1 秒以上長押しすると音量調整できました。この機能が無いのは不便だと思い先の Soundpeats のイヤホンに機能があるか調べたところ、イヤホンをタッチして音量調整できることが分かりました。

マルチポイント対応という条件でイヤホンを探すと、5000 円未満の安いネックバンド型のイヤホンが複数見つかりました。左右のイヤホンがコードでつながっているネックバンド型は同じ機能を備えていたとしても、なぜか完全ワイヤレスイヤホンより安くなっています。そこで試しに 2000 円程度のネックバンド型イヤホンを購入してみました。使ってみたところマルチポイント機能は確かに便利でした。ですがベッドに横になりながら使おうとするとネックバンドの部分が枕に引っかかって耳が引っ張られることがあり快適に使えませんでした。有線イヤホンだと線が細く軽いので寝返りに追従できているのかもしれませんが、ネックバンドはコードよりも太くて重量があるからか引っかかります。なのでネックバンド型は避けて完全ワイヤレスイヤホンにこだわることにしました。

使ってどうだったか

先に書いた通り商品提供動画や商品提供記事がすごくたくさん見つかるので実際に使ってみるまで不安でした。

実際に使ってみたところ、インナーイヤー型でマルチポイント対応の完全ワイヤレスイヤホンという条件を満たしていて、音もそこそこ聞こえたのでふつうに便利に使えるとは思いました。マルチポイント機能は特に問題など無く、デスクトップ PC とタブレットの再生する音声を切り替えてくれました。また長押しではなくタッチ 1 回で 1 段階ずつ音量を調整できるのも便利だと思いました。

ただし、ノイズキャンセリング機能はそれを有効にしてもどんなノイズが消えているのかがよく分かりませんでした。キッチンフードの換気扇を回してその近くでオンオフをしても何が変わっているのかよく分かりませんでした。外に出て車や人の通る場所でノイズキャンセリングをオンにすると(再生中の音声ではない)人の話し声が聞こえやすくなったように感じました。イヤホンを耳に押し当てるようにしてオンオフすると変わる? 低音が増えている? ノイズキャンセリングってこういうものなのでしょうか?  個体の問題? AirPods Pro だと耳栓をしているようだと言う人もいるので、二度とノイズキャンセリング機能を当てにしないとは考えませんが、次にノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを買おうとするときは試聴してから決めたいと思いました(今までノイズキャンセリング機能つきのイヤホンを使ったことがありませんでした)。

さらにもうひとつ気になったのは、ファームウェアアップデートに失敗することです(2023 年 10 月 21 日時点)。アップデートしなくても音声再生に支障はありませんが一応言及しておきます。

Soundpeats Air4 lite だとマルチポイント機能を有効にするためにアプリで設定しないといけないらしいですが、Air4 だとマルチポイント機能は最初から有効なので、マルチポイント機能と基本的な音声再生機能が使えれば問題ないという人はアプリを使わなくていいかもしれません(アプリをインストールしてから気づきました)。

追記:しばらく使ってどうだったか

何も音声を再生せず周りが静かなときにノイズキャンセリング機能をオンにするとチリチリという高い音が鳴っていることに気がつきました。「ノイズキャンセリング チリチリ」で検索するとノイズキャンセリング機能を搭載した複数の機種に似たような事象があるようなのでこれはノイズキャンセリングにありがちな問題なのかもしれません。

またノイズキャンセリング機能をオンにしていなくてもスピーカーの電源をオンオフしたときのようなプツという音がときどき鳴りました。ダイソーのワイヤレスイヤホン(No.3202)を使っているときにこのような音は聞こえなかったので少し気になります。

まとめ

  • インナーイヤーだと耳がかゆくなりにくい(私は)
  • ノイズキャンセリング機能が効いているのかよく分からない(私は)
  • マルチポイント機能は便利
  • 商品提供ほしい(不利な契約条項が無ければ)

QCY HT05 でイヤホン選びを落ち着かせた - nonameのノートに書いたようにこちらのイヤホンは処分しました。

追記履歴

  • 2023-12-03:処分について追記
  • 2023-10-23:チリチリ音とプツ音について追記