nonameのノート

お金で買えない資格とお金で買ったモノ、調べても見つかりにくい小技を書き留めます。

TRUEFREE O1 を買った

TRUEFREE O1 のレビューを検索すると商品提供記事や商品提供動画が多くてすごいことになっているので、商品提供を受けていない人として、実際に買って使った感想を書きます(商品提供を受けていない記事シリーズ 1 作目 → Soundpeats Air4 を買った - noname のノート)。

今回買った TRUEFREE O1 です。

なぜ買ったか

最近インナーイヤー型マルチポイント対応イヤホンの Soundpeats Air4 を買ったのですが、スピーカーの周りのふちの部分が耳に当たっていて長時間着けていると痛くなってきました。カナル型でも耳がかゆくなるしインナーイヤー型でも耳が痛くなるしということで、いっそのこと耳に入れないイヤホンにしようと思って耳掛け式でマルチポイント対応の TRUEFREE O1 を買ってみることにしました。

Soundpeats Air4 の赤い丸で囲んだ部分のスピーカーの周りのふちが耳に当たって痛くなりました。

使ってみてどうだったか

まずケースが大きいと思いました。ダイソーのワイヤレスイヤホン(No.3202)のケースや Soundpeats Air4 のケースと比べて体積が 2 倍以上ありそうです。

とにかくケースが大きいです。

ぶ厚いです。

続いてイヤホンのマルチポイント接続をしようとして気づいたのですが、TrueFree というアプリをスマホタブレットにインストールしてイヤホンとペアリングしたあとにアプリ内でマルチポイント機能を有効化しないと、マルチポイント接続はできないようです。リセット操作をしても初期状態でマルチポイント接続はできないようでした。マルチポイント機能が有効な間は LDAC コーデックを使用できなくなるとアプリで表示されます(私はコーデックにこだわりがないのでこれはどうでもいいです)。

アプリ上でマルチポイント機能は「デュアルデバイス接続関数」という項目になっていて、有効化しようとすると LDAC が使用できなくなるという「親切なヒント」が表示されます。

アプリでマルチポイント機能の有効化を済ませると私の持っているデスクトップ PC(Windows 10 Pro)とタブレット(Fire OS)にマルチポイント接続できました。それぞれの機器で音声を再生しようとすると、Soundpeats Air4 と比べて再生する機器の切り替えが遅いことに気づきました。一方の機器の音声を停止してから他方の機器で再生操作をしても実際に音声が聞こえるまで約 7 秒かかります。また、一方の機器で何か音声を再生していると他方の機器で通知やアラームがあってもその通知音やアラーム音の再生には切り替わりませんでした。音声を再生する機器を切り替えるには、再生中の音声を停止させなければならないようです。Soundpeats Air4 のマルチポイント接続は TRUEFREE O1 のような動作ではなく、実際に動作確認した範囲では、一方の機器で音声を再生していても他方で通知やアラームがあればそちらの音声を再生できていました。

TRUEFREE O1 は耳掛け式なので、カナル型やインナーイヤー型のような耳への圧力感は無く、耳に掛かっている感覚があるだけです。音楽を聞きながら何か作業をしていると掛けていることを忘れてしまうくらいです。しかし、うがいや食事などのために顔を傾けるとイヤホンが落ちてしまいます。落ちたあとに着けていたことを思い出すので、顔を傾ける前に落ちないように注意するのは難しいと思いました。慣れれば気をつけられるかもしれません。ただし、カナル型がイヤーピースで装着感をある程度調整できることに対して、このイヤホンには特に装着感を調整できるような部分が無いので、以上の感想になるかどうかは本当に耳の形次第になりそうです。

音質は特に問題ないと思いました。Soundpeats Air4 で聞こえたプツやチリチリといったノイズはこのイヤホンでは聞こえませんでした。

イヤホンをケースに収めたところです。

まとめ

  • ケースが大きい
  • マルチポイント接続にアプリが必要、再生機器の切り替えが遅い(約 7 秒かかる)、切り替わらない場合がある
  • 耳に掛けていることを忘れてしまうくらいの装着感、すぐ落ちる(私の耳では)

※2023年12月3日追記:QCY HT05 でイヤホン選びを落ち着かせた - nonameのノートに書いたようにこちらのイヤホンは人に譲って処分しました。