nonameのノート

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お気に入りのマウス M331 が M331n になって大きく変わっていました

注意

※なるべく正確な情報の提供に努めますが、読者が情報を利用することによって生じた損害について責任は負えませんし、情報を利用しなさいなどと強制もしていませんので、読者ご自身の判断と責任で情報を利用されたいならされてください。
※記事の内容に誤りがある可能性があります。
ロジクールLogicool、logi)の M331 というマウスには、M331、M331r とふたつの種類がありましたが、おそらく r の方はマイナーチェンジで、実際に M331 から M331r に買い替えて使っていても全く違いが分からなかったので、このブログ記事では M331 と M331r を区別せずに M331 と記載している箇所があります。写真で M331 と記載してるものは正確には M331r です。M331r を区別する必要があると私が判断した箇所のみ M331r と記載しています。

※同じ名称のマウスでもロットや個体差や状態により形状や挙動が異なる可能性があります。この記事ではあくまで私の手元に存在したマウスについて記載しております。

要約

M331n は M331、M331r から大きく変更されていますが、個人的に M331n への満足度は高いです。

詳細

私は今まで M331 というマウス(M331r も含む)を数年間使用してきました。

M331 はとても使いやすいマウスです。以下に使いやすいと思う点を列挙しておきます。

  1. 静音スイッチなのでカチカチうるさくない(小さなコツコツという音になる)。
  2. 指との接触面積が大きくなる形のホイールで中クリックがしやすい(横幅約 6mm)。
  3. ワイヤレスなので机の上を掃除しやすい。PC 本体の配置の自由度も上がる。
  4. バッテリーが切れても単 3 形電池 1 本を換えればすぐに使用を再開できる
  5. そもそも数カ月間バッテリー切れにならないので、ふだんバッテリーのことを気にしなくて済む。
  6. 左右中ボタンとホイールのみで余計なボタンがついていないので誤操作を誘発しない。
  7. 独特な形と滑り止めの溝で持ち上げたりつまんだりしやすい。
  8. 軽い。疲れない。持ち運びやすい。
  9. シンプルな外観で目立たない。
  10. 目に見えない光がセンサーに使われているので、持ち上げても視界に光がちらついたり気が散ったりしない。
  11. 安い。汚れたり壊れたりして使えなくなっても金銭的ダメージが少ない(マウスやキーボードは消耗品です)。
  12. 底面のスイッチをオフにすれば PC を使用中でも簡単な清掃ができる。

パッと思いつく限りこれだけのメリットを実感しているマウスです。

そんな M331 なのですが、予備として購入した M331n というマウスは、M331r のようなマイナーチェンジ版かと思いきや、M331、M331r から大きく変更されていましたので、何が変わったのか、私見と偏見に基づいてここに記録しておきたいと思います。


まずパッケージを開けて手にとってすぐに気がつくのは、マウスの側面の素材の変更です。
M331r までは滑りにくいラバーだったのですが、M331n は左右クリックのボタンの表面と同じ硬い素材になっています。

M331 はいつもラバーが劣化して粘りつくようになったときに買い替えていたので、この素材の変更はコストカットなのかもしれませんが、嬉しい変更です。

次に気がついたのは、USB レシーバーの中の基盤の色の変化です。
白色から黒色になっています。
新旧マウスを混在させて使用する環境では、もしかすると役に立つかも知れません。


USB レシーバーを取り出してから見比べてみると、マウス裏面のスイッチの位置やセンサーの位置、電池ふたの大きさも変わっていることに気がつきました。
ついでにテスト用電池も変わっています(M331r のテスト用電池がかなり長持ちしていたので比べることができました)。


スイッチの部分をよく見てみると、M331r までにはあった緑と赤の着色が M331n では無くなっています。
M331n もいままでの M331 と同じく目に見えない光を出すので、スイッチの着色が無いとスイッチのオン・オフを一目で確認するのは難しくなります。
ポインターを動かしたりクリックしたりといった操作をせずにスイッチのオン・オフを確認するには、スイッチの上にある小さな文字を読まないといけません。
これは M331n になって少し不便になったかもしれません。


そして、電池を入れてスイッチをオンにしたときに気がついたのですが、M331r まではマウスの上面にあった電源投入時の LED の光が M331n では無くなっています。
マウスの左右ボタンの隙間の奥はよく見えないので断言はできないのですが、おそらく LED 自体が無くなっています。
M331 ではバッテリーが切れそうになったときに LED が赤く光って知らせてくれていたりしていたので(M331r についてはバッテリーが切れかけていないので分かりません)、これも M331n になって少し不便になったかもしれません。


ということで、昨今の世界的なインフレのためにコストカットされたのか分かりませんが、M331n は少し見て触れただけで分かるほど M331r から大きく変更されています。

個人的には、ラバー素材から劣化しにくく長持ちしそうな硬い素材への変更は嬉しい変更でした。
その他の変更点も価格を抑えるためと考えれば許容できます。
バッテリー切れを知らせる LED の光が無くても、常に新しい電池を 1 本持っておけば、バッテリー切れにすぐに対処できます。
M331r まではスイッチをオフにしなくても数カ月間バッテリー切れにならなかったので、スイッチのオン・オフを確認したいという機会もほとんどありませんでした(オン・オフを確認したいのは軽くマウスの清掃をするときくらいです)。

結果的に、M331n はシンプルな作りで劣化しにくく長く使い続けられそうな満足度の高いマウスになっていました。