※記事の末尾に使い始めて約 2 年間が経過した 2024 年 4 月 14 日時点の使用経験を追記しています。
今まで腕時計を 24 時間つけたりしていなかったのですが、健康管理をしたいと思って Xiaomi の Smart Band 7 を買いました。
グローバル版を英語表示で使っています。
着けてみた感想として良いところ 3 つ、悪いところ 2 つ、なんともいえないところ 1 つ、書いてみようと思います。
良いところ 3 つ
1. 座りすぎを通知してくれる
約 1 時間動いていないと振動して教えてくれます。
通知が結構来るので意外と座りっぱなしなんだなあと実感しています。
この通知が来たあとに一定量時計を動かすと、立ち上がった回数として記録してくれます。
振動しない時間帯も設定できます。
2. 深呼吸で下がった心拍数がわかる
深呼吸のリズムを振動で教えてくれる機能があります。
1 ~ 5 分で時間を設定して開始すると、そのあと息を吸うタイミングと吐くタイミングで振動します。
振動するので、目を閉じてリラックスしながら深呼吸できます。
設定した時間が過ぎたら 86 → 64 のように心拍数の下がり具合が分かります。
3. 睡眠時間をおおまかに記録してくれる
入眠時刻と覚醒時刻を自動的に記録してくれます。
でも実際に起きた時刻より 20 分くらい前に起きたことになっていたりします。
悪いところ 2 つ
1. 装着感がある
これまで腕時計をしてこなかったので、常に腕に違和感を覚えています。
ただ、高機能な腕時計型端末の中ではこれよりも劇的にコンパクトなタイプはないので、改善しようはないかなと思います。
服や帽子や靴みたいに慣れたら気にしなくなるかもしれないと思っています。
2. スマホアプリが必要
初めて起動するとペアリング用の QR コードが表示されて、ペアリングが完了するまでそのままになります。
時計単体では使えません。
Zepp life か Mi Fitness のどちらかのアプリをスマホにインストールして、ペアリングする必要があります。
私は今のところ Zepp life を使っています。Zepp life の方がスマホのカレンダー通知もできたり高機能な印象です。
スマホやタブレットによってはインストールができなかったり機能しなかったりする場合があるので注意が必要です。
手持ちの端末では、タブレットの Amazon Fire HD 10 には Zepp life も Mi Fitness もインストールできませんでした。
Fire HD 10 はこれ:第11世代 Fire HD 10 タブレット 10.1インチHDディスプレイ 32GB ブラック (2021年発売)
なんともいえないところ 1 つ
1. たくさん機能がある
座りすぎ通知、深呼吸リズム、心拍数計測、睡眠時間計測のほかに SpO2、消費カロリー、歩数計、天気、スマホの通知、世界時計、盤面切替、最大酸素摂取量分析などなど、たくさんの機能があります。
初期設定では使わない機能がたくさん表示されてスクロール量も多くなって操作に時間がかかります。
スマホアプリ側で、それぞれの機能を消したり並べ替えたりはできます(設定項目など一部は消したり並べ替えたりできません)。
機能それぞれにも細かい設定があります。
たくさんある設定項目の意味を推測したり調べたりできる人でないと使いこなすのは難しそうだと思いました。
要らない機能まで有効にしているとバッテリーの寿命にも関わるので設定は結構重要です。
いくつかの機能を有効にして使うとバッテリーの持ちは約 2 日間といったところです(常時簡易盤面表示、心拍数 1 分毎、睡眠、ストレス、SpO2 計測 ON)。
まとめ
座りすぎ通知は便利でした。
注意
Xiaomi Japanのページに注意書きがありますので一応引用しておきます。
*本製品とその機能は医療機器として設計されておらず、いかなる疾患の予測、診断、予防、治癒を目的としたものではありません。
*SpO₂ 機能は、診断、予防、モニタリング、予測、疾患の予後、生理学的プロセスの調査、その他の医療目的を対象としたものではありません。すべてのデータとトラッキングは、健康と個人的な参照目的にのみ使用してください。不安を感じる場合は、医療用の機器を使用するか、医師にご相談ください。
2024 年 4 月 14 日追記
純正バンドは 1 年間くらい使用すると折れたりちぎれたりしました。
1 回目のバンドの破損では新しい純正バンドに買い替えられたのですが、2 回目の破損時には探した限りでは純正バンドがどこにも売られていませんでした。
現在はサードパーティのバンドに買い替えて使用しています。
使用し始めてから約 2 年間たって今のところよく使っている機能はこれだけです。
- 通知消し(家の中で消毒していないスマホを触る機会を減らせる)
- 睡眠時間計測(1 日の活動限界予測のため)
- アラーム(振動で気づきやすい)
- 日時確認
心拍数と血中酸素濃度はふだん全然見ませんが、Apple Watch みたいな心臓の異常通知機能がついた Apple Watch 以外の安価なスマートウォッチが出てきて欲しいなと思います。